軟水と硬水
   水の硬度とは、水中の各種ミネラル分の中で特に多いマグネシウムとカルシウムを炭酸カルシウムに換算した合計量のこと。
   おいしい水のカルシウムとマグネシウムの含有量は1リットル中に100ミリグラムくらいと言われております。これが多ければ硬水、少なければ軟水となります。
   日本の水の硬度は、だいたい1リットル中20〜80ミリグラムくらいで軟水の部類に入ります。欧米の水は200〜400ミリグラムで硬水に入ります。

   硬水は飲み慣れないと苦い感じがしますが、硬度が低すぎると淡泊でコクのない水になってしまいます。通常の飲み水は軟水を成長期の子供や、スポ−ツの後は、カルシウムを多く含んだ硬水が良いかもしれません。

   当水道部で給水している各浄水場系統の硬度(平成15年度年間平均)は次のとおりです。
○長柄浄水場
(九十九里地域水道企業団)系統
 水源は利根水系長柄ダム
100ミリグラム/リットル(軟水)
○山之郷浄水場系統
 水源は深井戸地下水
95ミリグラム/リットル(軟水)
○皿木浄水場系統
 水源は深井戸地下水
101ミリグラム/リットル(軟水)
○長南浄水場系統
 水源は深井戸地下水
90ミリグラム/リットル(軟水)