1.お風呂で節約 |
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日本人はお風呂が大好き。でも、水の使い方に無駄はありませんか?
私達が1日に使う水の1/4がお風呂で消費されています。お風呂での節水を考えてみましょう。
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残り湯は捨てずに再利用しましょう。
日本の一般家庭で使用されている浴槽は約200リットルです。2リットルのペットボトル、100本分です。残り湯は捨てずに、洗濯、洗車、庭の水撒き等に利用しましょう。
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シャワーの出しすぎに注意しましょう。
髪を洗う時や体を流す時、勢いが良いシャワーを浴びることは、すごく気持ちの良いことです。しかし、出し過ぎには注意しましょう。
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お風呂の沸かしすぎに注意しましょう。
うっかり水を沸かし過ぎ、大量の水でうめなければ熱くてお風呂に入れないという失敗経験ありませんか?沸かし過ぎには注意しましょう。
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水の張りすぎに注意しましょう。
湯船に水を落としているのを忘れていた、などのムダ使いを防ぐように注意しましょう。
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2.洗濯で節約 |
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洗濯は家族構成によって使う水の量が変わります。毎日のことだから、ちょっと手を加えて上手に節水。 |
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お風呂の残り湯を再利用しましょう。
始めの洗いと1回目のすすぎにはお風呂の残り湯を使用すると節水効果抜群です。さらに、暖かい残り湯を使用すればしっかりとよごれを落とすことができます。 |
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洗濯物をまとめて洗って回数を減らしましょう。
少量の洗濯物のためにこまめに洗濯するのは水がちょっともったいない。
洗濯物を溜めて、まとめて洗えば節水効果抜群です。
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水の溜めすすぎをしましょう。
すすぎのとき、流しっぱなしの流水すすぎより、溜めすすぎで洗濯すれば、水の使う量はかなり減ります。たとえば、流しっぱなしの流水すすぎは1回約165リットルの水を使うのに対し、溜めすすぎの場合は1回約100リットルと約3分の2の水の量で済みます。 |
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3.キッチンで節約 |
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キッチンでは1度にたくさんの水を使いませんが、たびたび水を使う場所なので、少しずつ節水して、ちりも積もればと言うように多くの水を節水しましょう。 |
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食器・野菜はため洗いをしましょう。
水を流しっぱなしで洗うと約110リットルの水が流れます。しかし、水を溜めて洗うと約20リットルで済みます。 |
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皿やフライパンなどの油分は、いらない紙などで拭いてから洗いましょう。
油分をさっぱり落とすにはたくさんの水が必要です。一度紙などで拭き取ってから洗うとかなりの水が節約できます。 |
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4.トイレで節約 |
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家庭で使われる水の約20%がトイレで使われています。上手に節水しましょう。 |
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タンク内にペットボトルなどの水の入った容器を入れましょう。
簡単、容易な方法です。タンク内に水の入ったペットボトルなどを入れることにより、タンク内に溜まる水の量を減らすことが出来ます。 |
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トイレの種類によってはトイレのバルブを絞るだけで節水ができます。
フラッシュバルブ式のトイレはバルブをちょっと絞るだけで節水できます。 |
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5.洗面所で節約 |
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洗面所は水を少量づつ、たびたび使う場所なのでちょっとした節水意識が大きな効果を生みます。 |
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歯みがきの水はコップにくんで
歯みがきは水を流しっぱなしですれば、1分で約12リットル流れてしまいます。しっかり蛇口を止め、水をコップに溜めて歯みがきをすれば約3杯の水で済み、使う量は20分の1程度で済みます。 |
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6.その他の場所で節約 |
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これまでにあげた場所以外でも、散水・洗車等、水を使う場所はたくさんあります。ひとつひとつが少しの節水でも、集まれば大きな節水効果へとつながります。 |
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ふき掃除には残り湯を使いましょう。
床や壁などのふき掃除にはお風呂の残り湯をとり置きして使いましょう。これなら無駄なく何度でも水を換えられるため、しっかり汚れをふき取ることができます。 |
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洗車の水はバケツを使いましょう。
洗車のときに、ホースを使い流し洗いをした場合、20分で約240リットルの水を使います。これに対し、バケツに水を汲んで使えば水の量は6杯として、約7分の1の36リットルですみます。 |
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水道はまめに止めましょう。
水道の蛇口から出る水の量は毎分11リットルから13リットルにもなります。日ごろから、水を流しっぱなしにせずにまめに止めながら使うように心がければ、1世帯で年間約7万5,000リットルもの水を節約できます。
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水の使用量のチェックをしましょう。
たまには、水道メーターで水の使用量のチェックをしてはいかがですか。使用量を確認することで自分たちの生活の中でどんな水のむだがあったのか、また節水効果は有ったのかなどがわかります。なお、使用水量は今回読んだ値から前回の値を差し引いたものです。 |
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