水道部の災害対策

■給水及び配水施設の災害対策


 当水道部では、石綿セメント管の更新事業を主要事業と位置付け、平成26年度を目標に計画的に更新事業を実施しています。
 平成24年度末では、配水管全体に占める石綿セメント管割合は1.5%となっており、新たに埋設する配水管については、ダクタイル鋳鉄管のNS継手やポリエチレン管の融着継手など地震等に強い管種を採用し、管路の耐震化を図っています。
  ●配水管総延長               1,551.7km(平成24年度末)
  ●耐震性能を有する管              135.9km【8.8%】
  ●耐震性能を有する管のうち耐震継手を有する管  124.0km【8.0%】
※耐震性能を有する管については、K形継手等を有するダクタイル鋳鉄管の耐震適合地盤判定支援ハンドブック(財団法人水道技術研究センター)による。

 主要な配水場では、地震等において大規模な漏水事故が生じた際に無駄に水を失うことのないよう緊急遮断弁を設置し、皆様の飲料水を確保するしくみを施しています。また、浄水場や重要な加圧施設では、非常用発電機を整備し、電力の供給が停止しても一定の機能を保持するよう安定給水にも取り組んでおります。
 浄水場や配水池等の各施設については、施設の耐震性能を判断するため、耐震調査を実施しているところであり、今後診断結果をふまえ計画を策定する予定であります。

石綿セメント管の交換 緊急遮断弁

■器具機材の備蓄
給水拠点での応急給水資機材の他に、給水タンク、ポリ容器を水道部に用意しています。また水道施設の応急復旧に必要な器具機材を備蓄しております。  

■給水拠点と緊急給水
☆給水拠点
所在地
名称
容量(m3)
長柄町
山之郷浄水場
600
山根配水場
3,550
皿木浄水場
13,000
長柄浄水場
(九十九里企業団)
4,257
睦沢町
大上加圧ポンプ場
950
所在地
名称
容量(m3)
茂原市
真名配水場
14,000
大沢配水場
10,000
長南町
長南浄水場
1,590
坂本配水場
5,000
 
 
 

 
震災時の緊急給水体制としては、当水道部の「震災実働マニュアル」に基づき上記給水拠点などから給水車及び給水タンク積載車により各避難場所等へ給水作業を行います。
 また、当水道部単独での対応が不可能な大規模災害時には、「千葉県水道被害相互応援協定」に基づいた広域的応援体制により対応いたします


給水車  

■防災訓練
 水道部では、職員が地震による大規模災害に迅速に対応できるように、毎年2回構成市町村における防災訓練(茂原市地域防災訓練・長南町防災訓練)に参加しております。
 また、大規模地震時に水道管を迅速に復旧させるには、管工事事業者との密接な連携が不可欠となります。このため水道部では、長生郡市管工事協同組合と「災害時における応急対策に関する協定」を結ぶと共に、数年毎に当該管工事協同組合との合同防災訓練を実施し、相互の職員(または組合員)の防災意識の高揚と、復旧技術の向上を図っております。
茂原市地域防災訓練 合同防災訓練 緊急災害用浄水器